初詣と新年の決意
ある調査によると、日本では毎年、約半数から6割の人が初詣に出かけるそうです。
一方で、新年に明確な目標や決意を立てる人は、約4割程度にとどまっています。
このことから考えると、初詣は必ずしも強い誓いを立てる場というよりも、一年の始まりを意識し、気持ちを切り替えるための文化的な行事になっているのかもしれません。
ところが、せっかく立てた決意も、長く続かないことが少なくないのでしょう。「三日坊主」という言葉があるように、実際には一か月で終わってしまう「一月坊主」が最も多いとも言われています。一月には混雑していた街のジムが、三月になる頃には驚くほど空いている、という話はその象徴でしょう。
さて、英語では「新年の決意を立てる」ことを
make a New Year’s resolution
と言います。
resolution という語には、「迷いを断ち切った強い決断」という意味があります。
日本語の「願い」に近い柔らかな感覚とは異なり、英語では「自分がやると決める」という主体性がより強く表れています。
しかし、どんな resolution も、勢いだけでは続きません。
本当に大切なのは、立派な決意を掲げることではなく、小さくても続けることです。
三日で終わらせず、一月で諦めず、三月になっても静かに続いていること。
それこそが、言葉だけではない本当の決意だと言えるでしょう。
そして、少し考えてみてください。
それが本当に良い決意なのであれば、新年を待たずに、今日から始めてもいいのではないでしょうか。
