I’m like …..

1年ほどアメリカに留学した生徒が帰国すると、決まって “I’m like …” という表現をよく使っていました。これは若者だけでなく、多くの英語圏、特にアメリカではごく自然な日常表現となっているからです。

“I said” や “I thought” の代わりに使われることが多く、日本の英語教科書にはまず出てこないタイプの表現です。

たとえば、

“I’m like, ‘Impossible!’” は「私、無理って感じ」といった意味になります。話に臨場感を与え、聞き手がその場の空気を感じ取れるようになります。

また、 “I’m like so tired.” は「めっちゃ疲れてる感じ」、

“I’m like a kid on Christmas morning.” は「クリスマスの朝の子どものようにワクワクしてる」という意味です。いずれも感情に「色」を添える働きをしています。

さらに “I was like, ‘What?’” は「私は、え? 何それ? って感じでしたよ」といったニュアンスです。

考えてみれば、日本語にも「今は認められないって感じかな」とか「それ買ってもいいかな、そんなとこよ」といった曖昧で感情を含んだ表現がたくさんあります。教科書には載らなくても、実際の会話ではこうした言い回しが日常的に使われています。

“I’m like …” も同じで、フォーマルな文書には不向きですが、日常会話では感情や反応を生き生きと伝えることができます。

こんな表現を使いこなせるようになると、文の構造がぐっと楽に作れるうえに、英語がより「自然に聞こえる」ようになります。