家の中のインターネット環境

日中はまだ暑さが残っていますが、朝夕には少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。暑がりの私にとっては、とてもありがたいことです。

さて、こうして皆さんとオンラインでつながれることを、私は日々嬉しく思っています。20年、30年前には想像もできなかったことであり、これはまさにインターネットという科学技術の恩恵に他なりません。この進歩に、心から感謝しています。

オンライン授業に欠かせないのが、言うまでもなくインターネット接続です。授業をしていて感じるのは、非常に安定して映像が途切れずスムーズに受講できる方がいる一方で、しばしば接続が切れてしまう方もおられます。原因の多くは、使用機器の性能よりもWi-Fiの電波環境にあるようです。私自身はルーターのすぐそばで作業しているため安定していますが、皆さんのご家庭では学習する部屋の位置によって電波が弱まることがあります。実際、場所を少し変えるだけで接続が一気に改善することも多いです。ルーターと皆さんの勉強部屋の距離の問題です。

ここで簡単に屋内でのネット環境の仕組みを整理してみましょう。インターネット回線は、電柱から引き込まれた線がモデムという機器を通り、さらにルーターを介して家の中へと広がります。最近はモデムとルーターが一体化した機器もありますが、多くの場合は小型のモデムとやや大きめのルーターが並んで設置されます。

モデムは、通信会社から届く信号を家庭内で利用できる形に変換する役割を持つ小型機器です。一方、ルーターはその信号を各端末へ分配する機器で、パソコンやスマホ、タブレットに配線やWi-Fiで届けています。Wi-Fiの電波を飛ばすのはルーターの役割で、中には隣家まで届くほど強力なものもあります。ただし、通常はパスワードが設定されているため、他人に勝手に利用される心配はありません。ちなみに発音は、アメリカ英語では「ルーター [ruːtər]」、イギリス英語では「ラウター [raʊtər]」と呼ぶ人もいます。

Wi-Fiの電波は、ルーターから離れるほど弱くなり、部屋によっては接続が不安定になります。改善策のひとつとしてよく紹介されるのが、ルーターの背面にアルミホイルを設置し、電波を反射させて必要な方向に集中させる方法です。100円ショップの材料ででき、実際に数値的な改善も確認されているそうです(私はまだ試していませんが)。

また、設置場所にも注意が必要です。テレビの裏に置くと電波が遮られ、家中に届きにくくなったり、本棚の中では本に吸収されて弱まったりする場合があります。そのため、ルーターはできるだけ開けた場所に置くのが理想的です。

皆さんにはぜひ、ご家庭で電波環境を工夫していただき、快適なオンライン授業を受けられる環境を整えていただければと思います。

 

 

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